キーワードと対比を掴みつつ要約しながら読むと、読み終えた時点で殆ど答えが分かってる件
珍しく国語の宿題を診てあげました。題材は予習シリーズ国語第二回の発展問題です。
というのも、夏休みにやった国語の読みテクの効果が切れてきているのが、組分けや志望校判定の結果から見えているからです。
読みテクは頻出単語をキーワードとして印をつけるという単純な作業を行い、抽出されたキーワードをもとに要約するというメソッドです。長男には合わずお蔵入りしてましたが妹にはフィットしたらしく、この本を終えた段階でいきなり国語の偏差値がかなり上がりました。
今回はおそらく忘れかけているのではないかと思い、我流で解かせた後、この本のメソッドに基づいて改めて宿題の文章を一緒に読んでみました。
その際、読みテクでは触れられていませんが対比を意識すると良いという話をして、要約した箇条書きを対比でグループ分けしました。
そうすると、設問で聞かれているほぼ全ての要素が既にホワイトボードに書かれているという事になりました。我流で解くより圧倒的に楽であると実感したらしいので、これでキーワード読みを日常的にちゃんとしてくれるようになれば良いと思います。
意識できるようになれば、あとはテスト中にホワイトボードにまとめることはできないので如何に少ない書き込みで同じ効果を得るかの工夫に入れるのですが・・・
最近国語が面白くなってきたらしい
国語は4年まで何もやっておらず、5年生通塾開始時は偏差値40からのスタートでして、1年の塾通いで最近は50を超えているのですが、改めてキーワード&要約読みを定着させて、対比や言い換えなどの論理構造をもう少し意識できるようになれば、もう少し上のレベルが狙えるのではないかと思ってます。
あと、こんな本を買いました。
今年の入試の最頻出文章ですね。市川、東邦大東邦、聖光(帰国)、海城などで出題されてます。東邦大東邦で前日あった市川の続きが出たとTwitter界隈は大騒ぎでしたね。
最近国語の問題に出てくる文章が面白いと思う事があるらしく何冊か本を買ったのですが、それならこれもイケルかなと思って購入しました。
ラサール、浦和明の星、栄光で出題された「朔と新」という本も考えたのですが、ストーリー的にもう少し精神年齢が高い子供向けと思いこちらにしました。
ちなみに今まで買ってあげたのは、この辺りの本です。3冊目は絶版らしく探すのに若干苦労しましたが、たまたま安い中古が出ていたのでラッキーでした。そして1冊目のちくまプリマー新書は出典の宝庫ですので、機を見つけて読ませようかなと思います。